「小室君は日本人の耳・メロディライン・転調・アレンジ・リズム感・ビート感を教育しちゃった」
と言ったように、小室哲哉は、1994年から1999年当時、観月ありさ、篠原涼子、trf、hitomi、内田有紀、H Jungle with t、dos、globe、安室奈美恵、tohko、鈴木あみなど、多数の作詞、作曲、編曲と音楽プロデュースを兼任して行い、数々のミリオンセラーやヒット曲を打ち立てることで、「小室ファミリー」、「小室サウンド」、「小室系」といった独自の名称でカテゴライズされる小室ブームという社会現象を起こしました。
これまでにプロデュースしたシングル・アルバムの総売り上げが1億7000 万枚に達する小室ブームの真っ只中で、華原朋美はヒロインの役割を演じていたのです。
それは、華原朋美がまだ遠峯ありさと名乗っていた時代に小室に見出され、小室が当時青山にあった自分の店「TJM」に華原を呼んだ出会いから、まもなく恋愛関係に発展しており、2人はプロデューサーと歌手という間柄を越えた関係だったからです。
交際中、カラオケでtrfの曲を歌う華原の声を「涙腺を刺激する歌声」「愛を歌うことが出来る人」と称し、自分の名前のイニシャルTKと同じ芸名に変え、女優志望だった華原を歌手デビューさせたのは小室自身でした。
デビュー直前に2人の関係をすっぱ抜いた週刊誌の記者に対し、小室は、
「アーティストに手をつけたのではない、恋人に曲を書いてデビューさせただけだ」
と語ったといいます。
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